快感グッズはこう使う!~書き下ろし官能小説

#2 これもセカンドヴァージン!(後編)

投稿日:2011年1月1日 更新日:

 *** 3
 寝室に戻るとあの人は冷蔵庫から缶ビールと缶入りのカクテルを取ってきてテーブルに置き、ソファに、わたしの隣に腰を下ろしました。
 女性ボーカルのジャズが流れ、明かりは光度を低く調整されていてなんだか深夜のバーのよなう雰囲気でした。
 あの人はビールとカクテルをそれぞれグラスに注ぐと両手で持ち、カクテルをわたしに手渡すとカチンと軽くグラスを当ててからグイっと一気にビールを飲み干しました。
 わたしもカクテルをひと口。すると自分で思っていた以上に喉が渇いていたことに気がつきました。グラスの半分ほどをごくごく飲んでしまいました。
「大丈夫? そんなに度数強くないと思うけど、お酒に弱い人だとけっこうくるかも」
「うん、大丈夫…だと思う」
 お酒には弱い方ではないので心配はありませんでしたけど、やっぱり一度に飲んだので体が急に熱くなってくるのを感じました。
「それにしても…感じやすいんだね。アナルの経験がないのに初めてでイッちゃうなんて」
「え、そうなの…かな」
「普段からイキやすいでしょ」
「そうかも」
 バスルームのことが思い出されてちょっと恥ずかしくなり、あの人の顔をまともにみられませんでした。
 そんなわたしにあの人は体を寄せてくると、片手でわたしの顎をクイっと持ち上げてキスしてきました。
 さっきと違って軽いキスでしたけど、なんだか恋人同士のような幸せな気分。
 じっと見つめられてわたしはなにも言えなくなってしまいました。
 ふと気がつけばわたしはバスタオルを体に巻いただけの格好。あの人はホテルのバスローブに着替えていました。
 もう一度あの人の唇がわたしの唇に重なってきました。
 今度は舌も…。
 そしてあの人の手がバスタオルの上からわたしの胸に触れてきます。
 最初は撫でるように、そして優しく揉んで…乳首をつまむように…。
 舌をからめながらわたしの吐息は激しくなっていました。
 あの人の手が胸から腰に、そしてバスタオルの下からアソコに触れてきました。
 指先が触れると体がビクっと震えてしまいます。
「もうこんなに濡れてるよ」
 あの人は唇を離してささやくように言いました。と同時に指を動かしてクチュクチュとわざとアソコが濡れているのをわからせるように音を立てます。
「やだ、恥ずかしい」
 そう言ったわたしに、あの人はもう一度軽くキスすると立ち上がり、わたしに片手を差し出して立たせると、ベッドに連れて行きました。
 あの人はわたしの体からバスタオルを取り、目をじっと見つめたまま言いました。
「キレイだよ」そしてこう聞いたんです。「お尻、もう少し試してみる?」
「え、…うん」
 あの人の指がお尻の穴に触れ、揉みほぐすように動きました。やっぱりまだヘンな感じがします。
 と、同時にクリトリスにも指が触れ、お尻に触れている指とシンクロするように動きます。クリトリスの刺激でお尻のヘンな感じが薄れていきます。
「また、オモチャ使ってみようか」
 あの人の言葉にわたしは頷いていました。
 あの人はベッドのわきに置いてあったバッグからオモチャを出してわたしの脚の方に腰を下ろすと、わたしの脚を開かせました。
「これは『トリックフィンガー』って言うんだけど、お風呂で使った『アナルキラー』に似てるけど、振動だけじゃなくてスウィング機能もあるんだよ」
「スウィング?」
「そう。動かしてみようか」
 あの人がスウィッチを入れるとオモチャは低い唸りを立てて回転を始めました。
 透明なボディーはゴムのボールがつながったような形をしていてキレイです。
「入れてみる?」
 あの人が微笑みながら言いました。
「うん」
 あの人はオモチャとわたしのお尻にローションを塗ると、ゆっくりオモチャを挿入してきました。
 お風呂のときとは違って正常位での挿入だったので、入ってくる感覚がまた違う気がしました。
「力抜いて…そう。痛かったら言ってね」
「うん」
 最初に入ってくるときになにかが侵入してくる抵抗感のようなものがありましたが、そのあとは特にありませんでした。ただ、お尻に圧迫感というかなにかが入っているという感覚だけが感じられました。
「スウィッチ、入れるよ」
 あの人がオモチャのスウィッチを入れるとお尻の中で「トリックフィンガー」が動き始めます。それまで感じていた圧迫感がさらに強まりました。
「ん…なんか…ヘンな感じ」
「ちょっと角度を変えてみようか…これでどう」
 すると圧迫感がお尻というよりアソコの方に感じられ、お風呂でそうだったようにアソコで感じてくる気がしました。
「なにをしたの」
「アソコのほうに当たるように持ち替えただけだよ。どう」
「うん、アソコの奥に当たってる気がする」
「もう少し奥がいいかな。これでどう」
「あ、うん、当たってる」
 あの人がオモチャを押し込んだのか、さっきよりアソコの感じる部分に圧迫感が強まりました。
「アソコからあふれてきてるよ」
 あの人が指でアソコに触れて言いました。
「だって、気持ちいいんだもん」
 そうか、とあの人は微笑むと、お尻に入れたオモチャをゆっくり出し入れし始めました。
 刺激される場所が動き、また違う快感がわたしを襲います。
「あっ…いいよ…気持ちいい」
「イキたくなったらイッちゃっていいからね」
「うん…だけど」
「なに」
「うん…あの…ね、…アソコにも…欲しくなっちゃう」
「そうか、そうだよね」
 お尻でも気持ちよくなることはわかったけれど、やっぱりアソコにも入れて欲しい、そんな欲望が大きくなっていました。これはまだわたしがアナル初心者だからなんでしょうか。
「でも、もう少しお尻の感覚になれてからかな」あの人はちょっとイジワルな微笑みを浮かべながら言い、また新しいオモチャを手にしてわたしに見せました。「そのかわりこれでクリトリスを気持ちよくしてあげるよ」
 それはピンク色の楕円形のような本体に平たい底が付いたような形をしたものでした。
「本来はアナルプラグっていってアナル用のオモチャなんだけど、ローターがけっこう強力だからクリトリスに当てても気持ちいいよ。名前は『アナルこうほうしえん』って言うんだけどね」
 あの人は「アナルこうほうしえん」のスウィッチを入れるとわたしのクリトリスに押し当てました。その振動はすごく激しくて、つい腰が浮いてしまいました。
「あっ、ちょっとキツイ」
「そう、じゃあ少し弱めにするね」
 それでもクリトリスを攻められるとお尻の中の動きにプラスされものすごい快感がわたしの腰に集中し、自分では無意識に腰が動いてしまいます。
「あん、すごい。気持ちいい」
「思い切り声も出していいから。というか声を出してほしいな。感じてるキミを見るのがうれしいから」
 普段エッチのときにそんなに声を出していたかなとふと考えてしまいましたけど、いまは素直に、意識せずに声が出てしまっていました。
 お尻に入っているオモチャ自体の動きに加え、あの人が出し入れする動き、そしてクリトリスの振動…もうなにがなんだかわからない感じでした。
「ああっ、いいの、すごく気持ちいい」
「すごい、アソコからどんどんあふれてきてるよ」
「だって…気持ちいいんだもん。おかしくなっちゃう」
「いいよ、おかしくなっちゃって。そのためにきたんだろう」
「うんっ、うん」
 あの人の言っていることを本当に理解して答えたのか自分でもわかりませんでしたけど、わたしはもうこの快感に身も心も溶けてしまいそうでした。
「あっ、またイッちゃいそう」
 わたしがそういうと、急にクリトリスに当たっていたオモチャがスッと離れ、お尻の中のオモチャの動きも止められました。
「どうしたの」
 あの人はなにを言わずにお尻に入っていたオモチャを抜いて、自分もバスローブを脱ぐとわたしの体に覆いかぶさってきました。
「おれもキミの中に入れたくなっちゃったよ」
 *** 4
「入れて欲しい?」
「うん、欲しい」
「お尻に入れてもいいかな」
「え」
 ようやくアソコに入れてもらえると思ったのであの人の言葉に戸惑ってしまいました。
「お尻、初めてでしょ。アナルヴァージンもらっていい?」
 そういうことだっんだと思いました。男の人ってやっぱり自分が最初っていうことにこだわるんでしょうか。でもあの人にアナルヴァージンをあげることはわたしにとってもうれしいことでした。
「うん…いいよ」
 あの人は体を起こすとわたしの両足を持ち上げ、わたしのアナルと自分のアレにローションを塗ると、お尻の穴に押し当ててきました。
「入るかな…」
 わたしはちょっと心配になって言いました。
「大丈夫。オモチャで少しは慣れたでしょ。力抜いてね。痛かったらやめるから」
「うん」
 ぐっとお尻の穴に圧迫感があり、ズズっと入ってくる感覚が…。あの人がわたしの中に入ってきたんだと思うと胸の奥が急に熱くなってきました。
「奥まで入っちゃったよ」
「うん」
 彼はそのままわたしの上に覆いかぶさり、唇を重ねてきました。
 わたしはいまあの人とひとつになっている。その思いがさらに強まってくる気がしました。
 ゆっくりあの人が動き始めます。お尻の穴でアレが出入りする感覚、そしてアソコの奥が圧迫される感覚が続きます。そしてお尻の穴に入っているのにアソコに入っているような快感が…。
「ああっ、ヘンな感じ。アソコが気持ちいいよ」
「それでいいんだよ。オモチャのときと同じでしょ」
「うん」
 あの人の動きが激しくなっていきます。同時にあそこの快感も…。
「あうっ、いいっ…すごい、こんなの…気持ちいい」
「おれも…すごく気持ちいいよ」
「ほんと? 気持ちいい?」
「うん、すごくいいよ」
「うれしいっ」
 わたしはあの人の体に両手を回してしっかり抱きしめていました。
「ああっ…イキそう。イッていいの? ね、イッていい?」
「いいよ。オレもいっしょに」
 あの人の動きがさらに激しくなり、わたしは頭が真っ白に…。
「イクっ、イッちゃう」
 自分では意識してませんでしたけどすごく大きな声を出していたような気がします。
 わたしがイクとあの人の動きも止まりました。お尻の中であの人がイッたようです。
 
 *** 5
 それから1、2か月に1度くらい、わたしはあの人と会うようになりました。
 あの人は毎回新しいオモチャを用意してきてわたしを気持ちよくしてくれます。
 そして最後はあの人自身で…。
 わたしのお尻はあの人だけのものです。
 
 [終わり](猫目ユウ:作)
・トリックフィンガー
トリックフィーンガーアナルビーズのような団子状のボディーがスウィングするアナル用バイブ。初心者からおススメできるアナルバイブです。商品の情報、お買い求めはトリックフィンガーの紹介ページをご覧下さい。
・アナルこうほうしえん
アナルこうほうしえんローターを搭載したアナルプラグ。アナル初心者はもちろん中級者、上級者にも愛用される人気商品です。ローターの振動は激しく、その快感は無限大。商品の情報、お買い求めはアナルこうほうしえんの紹介ページをご覧下さい。

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AsanoKoume

元・IT系企業勤務。現在は女性のセクシャルライフを応援する、女性向けアダルト動画配信サイト「PeachJoy」スタッフとして日々奮闘する。日本で一番AVを観てる女。毎月50本以上のAVを見ては研究に励む。海や山など自然をこよなく愛す20代後半の独女。

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