快感グッズはこう使う!~書き下ろし官能小説

#6 アヴェ・マリア(3)

投稿日:2011年3月1日 更新日:


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前回までのお話は
アヴェ・マリア(1)、(2)
をご覧下さい。
 *** 6
 アトリエの中にはけだるい女性ボーカルのジャズ、そして焚かれた香の煙が薄く流れていた。
 激しいエクスタシーのあと、香奈枝は半分夢を見ているような感覚でぼんやりと天井を見上げていた。心地よい疲労から全身の力を抜いて横たわっていると、体の火照りもすっかり引いてきた。
 香奈枝の隣に杏子も横たわり、その向こうに倉井が片膝を立てて座っていた。
「悟、感想は?」先生が3人のところに歩み寄り、倉井にグラスを手渡しながら聞いた。「香奈枝を試しにきたんでしょう」
 倉井は軽く会釈してグラスを受け取るとひと口それを飲んでから答えた。
「感動してますよ。こんなに感じやすいなんて思ってなかった」
 先生は口元だけ小さく笑ってテーブルに戻ると香奈枝と杏子にもグラスを持って戻り手渡した。グラスの中は先生お気に入りのカルヴァトスだ。
「悟は表現がいつも同じね。たまには違ったことも言ってみなさい」
「あれ、そうでしたか。正直な感想なんですが」
「これで美術評論家って言われてもね」
 杏子がつぶやくように言う。
「いずれ杏子の作品についても書かせてもらうよ。真里亜さんお気に入りの秘蔵っ子なんだしね」
 倉井はそう言って杏子にウィンクを送る。
「いまは香奈枝さんを描いてるの。完成したら見せるわ」
「なるほど。…それは興味深いな」倉井はそう言って香奈枝の方をじっと見つめた。「表面的な印象からはちょっと想像できない香奈枝さんの内面を表現できるといいね」
 杏子も改めて香奈枝をじっと見つめなおした。
「え、わたし見た目と違う感じするのかな」
 ふたりはその言葉には答えず香奈枝を見つめていた。
「香奈枝さん、あなた男になってみない」
 先生が唐突に言った。
「え」
「男になって杏子を抱いてみたいと思わない」
 言葉は香奈枝にその気持ちがあるか聞いているようだったが、目はそれを命じていた。
「真里亜さん、それいいですね」
 倉井が同意する。
「でも、男になるって…」
 香奈枝は戸惑ったように聞いた。
「ちょっと待ってね。いいものがあるから持ってくるよ」
 そう言って倉井はアトリエを出て行った。
 少しして倉井は黒いバッグを下げて戻ってきた。
「さあ、香奈枝さんにプレゼント」そう言って倉井はバッグの中からベルトのついた男性器を模したディルドーを取り出した。「いわゆるペニバンってやつだね。着けてあげるよ。さ、立って」
 香奈枝は倉井が差し出した手を取って立ち上がり、バンドを装着してもらった。
 透明なシリコン素材の男性器が香奈枝の股間から生えたようだった。
「素敵よ、香奈枝」
 先生がソファから声をかける。
「女装する男子が男の娘(オトコノコ)なら、いまの香奈枝は雄んなの娘(オンナノコ)ってところかな」
「いいわね、それ」
 倉井の言葉に杏子が応じた。
「なんか、ヘンな感じね」
 香奈枝が照れたように言う。
「ほんとに素敵よ」
 杏子が香奈枝の顔に自分の顔を近づけてそういうと、軽く唇を重ねた。
「アンドロギュヌス…両性具有はひとつの理想形かもしれないね」
 倉井がふたりを眺めながら言った。
 しかし杏子にはその言葉は届いていないようだった。香奈枝の首筋から胸へと唇そして舌をはわせていたからだ。
 香奈枝は杏子に身を任せるようにしてその感触を受け入れていた。全身の感覚はまだ敏感なままになっているように感じる。杏子の舌や唇が触れるたび、ゾクっとするような刺激が香奈枝を包む。
 杏子の舌が香奈枝の乳首に触れる。
「もう硬くなってる」
 杏子は舌先で乳首を舐めまわしたあと、軽く吸い、そして軽く噛む。
「あ、い…」
「痛かったかな」
「ううん、大丈夫」
 杏子はそのまま膝をついて座り、香奈枝の男性器に唇を当てる。
 そんな杏子を見下ろしながら、男性目線だとこんな風なのかと香奈枝は思った。それは新鮮というよりも生々しいエロティックさを感じさせた。
 杏子が男性器を口に含んだまま視線をあげた。香奈枝と目が合う。普段受ける杏子の印象とは違う淫らな感じが香奈枝の内面を刺激した。
「香奈枝さん、男になったつもりで杏子を愛撫してあげて」
 先生が声をかける。
「はい。…でもどうしたらいいんだろう」
「いつも自分がされているのを思い出してみたらいいんじゃないかな」
 倉井がそばで言う。
 香奈枝は腰をかがめて杏子にキスをすると、彼女を仰向けに寝かせてその胸に手を当てた。優しく胸の上で円を描くように撫でる。手のひらに当たっている杏子の乳首が硬くなってくるのを感じた。
 キスをしながら乳首を2本の指でつまんでみる。
 そして乳首を舐めながら手を杏子の股間に伸ばしていく。
 香奈枝の手がそこに触れると、杏子は脚を開いて受け入れる。
 薄い陰毛を指で探りながら杏子の感じる場所を見つけようとする香奈枝。杏子の体には何度も触れているのに、改めて女性の体の複雑さを感じていた。指先が「そこ」だと思って愛撫を始めると、杏子が「もっと下」と指示したからだ。
 乳首を舌で刺激しながら指でアソコを探ることが意外と難しく感じて、そんなことを普通にしている男性の行為を改めて感心してしまう。
 指先が杏子の亀裂の奥に侵入すると、そこはもう熱く潤っていた。
 香奈枝は中指を杏子の奥に侵入させていった。自分で自分の中に指を入れたこともありはしたが、それとはまた違う感覚があった。
「んん…」
 杏子の顔を振り向くと、倉井が唇を重ねていた。
「香奈枝さん、杏子に入れてあげて」
 先生の声が香奈枝の耳元でささやいた。シガーの匂いがほのかに香った。
「もう十分濡れてると思うけど、ディルドーにはローションを付けてね。悟、用意してあげて」
「はい、真里亜さん」
 *** 7
「ゆっくりね。最初はゆっくり挿れてあげて」
 先生は香奈枝の耳元でそれだけ囁くとまたソファに戻っていった。
 香奈枝は「自分の男性器」を右手で握って杏子に挿入していった。
「ん…大きい…」
 杏子がつぶやくように言う。
 先端が入るとあとは楽だった。奥に突き当たる感覚がありそれ以上入らなくなったのはディルドーの3分の2ほどが入った辺りだった。
 2、3秒そのままだったろうか。倉井が香奈枝の耳元に口を近づけて囁く。
「動かしてあげないと」
 香奈枝は小さくうなずいて腰を前後に動かしてみたが、男がそうするようにはできないと思った。
「難しいのね」
「すぐに慣れるよ」
 目を閉じて香奈枝の動きに身を任せていた杏子の口から小さな喘ぎ声が漏れ始める。
「杏子さん、気持ちいい」
 香奈枝の問いに杏子は小さく「うん」と答える。
 腰を動かし杏子がそれに反応してくることで、香奈枝は自分が男になったような錯覚を感じた。
「悟、香奈枝さんにこれを」
 また知らぬ間に先生が近くに来ていた。
「いいですね」
 倉井が先生から何かを受け取って笑った。手のひらにすっぽりと入ったそれを握って、倉井は香奈枝の背後に回ると、後ろから香奈枝の股間を探った。
「なに」
 香奈枝は中に異物が入ってくるのを感じて聞いた。しかもそれは振動していた。
「ああ…なにを入れたの」
「ローターですよ。突起が複数あるから普通のローターよりも感じると思うよ」
「そのバンドは双頭じゃないから、挿れているだけじゃあなたは気持ちよくならないでしょ。だからよ」
「これでふたりとも気持ちよくなれるってわけだ」
「だけどこれじゃ…うまく動けない」
「いいのよ、香奈枝さんが感じるように動いて」
 杏子が香奈枝の胸に触れながら言った。
 香奈枝はうなずいて杏子の中に入った「自分の男性器」を再び動かし始める。
「うん、今日サロンに来て正解だったな。こんないいものが見られるなんて」
「悟は見てるだけでいいの」
「はい、真里亜さん。ぼくは鑑賞が趣味ですから」
「どうかしら」先生はそういうと小さく笑った。「それじゃ、もう少し悟の目を楽しませてあげるわね」
 そういうと先生はポケットから何かを取り出して杏子の横に座ると、彼女の乳首に何かを付けた。
 先生の手が離れると、それは乳首をはさむ金属製の器具だとわかった。
「悟、あなたが絞めてあげなさい」
 ネジで締めつけるタイプのそれを、悟は杏子の反応を見ながら絞めていった。
「ああ…もう少しきつくても大丈夫よ」
「了解。やっぱりMだね、杏子ちゃん」
「杏子さん、Mだったの」
 香奈枝が意外そうな声で聞いた。
「そう、ドM」
 倉井が茶化すようにいう。
「なんかそういうイメージなかったんだけど」腰を動かしながら香奈枝は続けた。「クールで…どちらかいったら女王様的な印象」
「普段そういう風に見える人に限ってMなんですよ。こんな風にすると喜ぶんだから」
 そう言って倉井は杏子の乳首に付けた器具を軽く引っ張った。
「ああっ」
「ね」
「香奈枝さん、もっと強くして」
 倉井の言葉を否定するかのように杏子が言った。
 香奈枝は動きを激しくする。自分でも慣れてきたように思った。
「そう、いいわ。奥に当たってる」
「こうしたらどう」
 香奈枝は腰の動きにひねりを入れてみた。
「あっいい…気持ちいいわ、香奈枝さん」
 このまま杏子をイカせたいと香奈枝は夢中になって腰を動かしていた。
「ああ…キスして」
 杏子の言葉に応じて香奈枝は唇を重ねる。舌をからめながら腰を動かす。
「ああっ、イキそう。…イッていい、ね、イッていい」
 杏子が香奈枝の目を見つめながら聞いた。
 その潤んだ瞳を見つめながら、香奈枝もエクスタシーが近いことを感じていた。
「イッて。杏子さん、イって」
 言いながら自分でも信じられないくらいに腰が動いていた。
「ああっ、イッちゃう…イッちゃうよ…香奈枝さん、イッちゃう」
 杏子は目を閉じて顎をあげる。もう言葉は出なかった。のけぞるように胸を反らせる。
 杏子の腰が断続的に上下に動く。
 相手をイカせたという達成感が香奈枝の中に広がっていった。
[続く](猫目ユウ:作)
今回小説に登場したグッズは
●ビッグパートナー
015443点ベルトでしっかり固定でき、サイズは大きいけれど柔らかタイプで女性の体に優しいペニスバンド。中が空洞なので男性が装着することも可能。サイズや持続時間に自信のない方にもオススメです。ご購入、商品の詳細はビックパートナー紹介ページをご覧下さい。
●AQUA SONIC(アクアソニック)
5093_2膣壁マッサージャーと呼ばれる通り、本体に複数ある突起が膣内を刺激し活性化させ、締まり効果を生むローター。防水加工なのでお風呂での使用もオーケー。ご購入、商品の詳細はAQUA SONIC(アクアソニック)紹介ページをご覧下さい。
●ピンチコック(乳首挟み)
4028_2乳首責めに最適なグッズ。万力のように乳首を締めつけちゃいます。また拷問器具のような外見も視覚的な効果抜群。ご購入、商品の詳細はピンチコック(乳首挟み)をご覧下さい。

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AsanoKoume

元・IT系企業勤務。現在は女性のセクシャルライフを応援する、女性向けアダルト動画配信サイト「PeachJoy」スタッフとして日々奮闘する。日本で一番AVを観てる女。毎月50本以上のAVを見ては研究に励む。海や山など自然をこよなく愛す20代後半の独女。

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