オトコは見た目でしょ?~ゲイ・YOSA-PUエッセイ

#17 続・3番目のオトコ

投稿日:2013年1月11日 更新日:


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タイトル:続・3番目のオトコ
『…え? やらないの……??』
僕がそう言うと彼は笑って僕をベッドに押し倒した(笑)
“オトコって獣だ…”と思ったw
3番目のオトコとはアレから何度か会ってヤッていた。
2回目に会ったのは彼の友人の部屋。
「出張で空いてるから借りた♪」と言って、ワンルーム・ロフト付きのキレイにしている知らないオトコの家で彼とのセックス。
ちょっとドキドキした。
僕はその知らないオトコの並んでいる爽やかなスーツや整理された部屋を見て、そのオトコが“イケメンなのでは…”と勝手に想像していた。
多分、知らない女子の家に入った男子ってこんな心境なんだと思う。
そんな僕の内心を彼が察知し、「今、この部屋のオトコのことが気になってるでしょ?!」と言って僕にキスをしてきた。
そしてそのままその知らないオトコのソファーベッドでセックス。
今回は僕が先にイッた。
僕は『イクよ!』と言ったけど、彼が僕のをくわえたまま「うん」と言うから僕は彼の口の中へ射精。
すると彼が僕の精子を飲んでくれた。
だからその後、彼が「イクよ! イイの? 出すよ!」と言った時、そのまま口の中へ出してもらった。
人生で初めての口内発射w
僕は平気だと思っていた。
本当に平気だと思っていたんだけど、実際、口の中に生暖かい精子が勢い良く入ってきた時の衝撃は今も忘れられない。
僕はあまりにもビックリして慌てて洗面台へ駆け込んで出した。
今考えると彼はショックだったかもしれない。。
でもその洗面台にいる僕のところに来て「一緒にお風呂に入ろう♪」と笑顔で言った。
ふたりで入るユニットバスのお風呂は楽しかった。
ふたり抱き合って浴びるシャワー。
その時も彼は僕のカラダをキツく、そして優しく抱きしめながら僕のカラダを弄る。
キスして、また抱擁して、いじくってw
その後はお湯をためてイチャイチャしながら温まって。
彼に身を委ねるのも、お風呂でキスするのも楽しかった。
そしてまたソファーベッドへ移動して、語りながら眠る。
ラジオからはMISIAのEverythingが流れていた。
次の朝、目が覚めると彼が僕のアソコをいじっていたw
『ちょっと!w』と言うと彼は笑ってまたキスをしてきた。
“なんか、ずーっとイチャイチャしてるなぁ~、僕等…”と思った。
そして夕方くらいに別れた。
それから3ヶ月。
彼と会った最後は、初めて行った彼の部屋。
僕はちょっと“会う度にセックスをする関係から、普通にデートをする関係になりたいな…”と思い始めていた。
彼宅の最寄り駅のコンビニ前で彼を待っていると、彼が腰に付けている鍵やチェーンのジャランジャランという音が聞こえてきた。
彼といるといつもこの音がするから、僕は“コレが彼の音”と自然に認識するようになっていた。
そして彼の家へ。
殆どが間接照明だけの暗いオシャレな部屋。
ベッドに腰掛けたふたり。
今日は全然セックスを始めないでずっと語っている。
“…なんでしないんだろう?”
僕はそう思いながらも会話を楽しんでいた。
“え? でも、ちょっと!ちょっと! いい加減やんないの??”
僕が限界にムラムラしてきて『…え? やらないの……??』と言ったら、笑ってガバッと押し倒された(笑)
マンガやドラマのようだけど、まさしく“ガバッ”という表現がピッタリw
僕はスローだった。
この瞬間をいつ思い出してもスローモーションの記憶。
右隣に座っていた彼が僕を押し倒して、ディープキスをして、カラダを弄りだすまでがスローモーション。
僕はスローのままベッドへ倒れ込む。
こういう時の獣になったオトコって究極にフェロモンが出ていて、カッコ良すぎる!
この時、初めてそんなことも解った。
それから3時間。
彼は先にイッたけど、僕はイケなかった。
初めてちょっと声を出してみた。
彼は嬉しそうだった。
だけど僕はイケない。
気持ちイイんだけど、すぐに理性が出てきてしまう。
興奮と冷静の間を彷徨っていた。
彼は色んな“技”を僕に使った。
フェラ、ローション、手コキ、玉攻め、ペニス同士のしごき。
でも僕はフィニッシュできなかった。
僕はいつもどこか冷静で、いつも自分の現状をアタマで考えて。
僕が一番自分自身をつまらないと思うところはココだ。
なんでいつも理性がすっ飛ばないのか?
なんでオトコに抱かれている時に何もかも解らなくなるくらいに身を委ねられないのか?
気持ち良かったら“気持ちイイ”、興奮したら後先考えずにのめり込む。
自分の肉体や興奮を素直に受け入れて、それを素直にさらす。
そういうことをアタマぢゃなく、言葉でもなく、カラダで没頭して表現できたらどんなに幸せだろう。
だけどできない。
興奮と冷静の間。
僕は彼に『今日はもうやめよう…』と言った。
「え? スッキリしてなくて大丈夫??」
『うん! 大丈夫◎ お風呂借りるね♪』
シャワーをゆっくり浴びながら、僕は“彼とどうなりたいんだろう?”と考えていた。
17

【YOSA-PU(よさぷ) プロフィール】
大学時代、写真による創作活動をスタート。
何故かオトコ以外は撮りたくならず、自分がゲイであることを認識。
現在はモノ作りワークを生業にしている。

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YOSA-PU(よさぷ) 大学時代、写真による創作活動をスタート。 何故かオトコ以外は撮りたくならず、自分がゲイであることを認識。 現在はモノ作りワークを生業にしている。

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