オトナLUVMEN ロマンストーク

オトナLUVMEN ロマンストーク 第4回 笹木良一さん(前編)

投稿日:2014年10月21日 更新日:

女性AVファンの皆様、ごきげんよう。

オトナLUVMENロマンストーク担当の文月みほです。
皆様、驚いて下さい。またまたピーチジョイが、革命起しちゃいましたよ。
女性からの熱視線を浴びながらも、これまで女性向け媒体に登場することのなかった、レジェンド男優の笹木良一さんを、今月のゲストとしてお迎えすることができたのです。

笹木

渋〜いウィスパーボイス。男フェロモン溢れるセクシーフェイス。そして情熱を秘めた愛の調教がお得意なサディスティック紳士。乙女心をくすぐる3大要素を備えた笹木さんの秘密を様々な角度から掘り起こしていきます。

─女性がAVを観る時代になって、男優さんが注目されていることはご存じですか?
笹木 それは知ってます。

─その影響もあってブログやツイッターを始めた男優さんが多いのですが、笹木さんは?
笹木 やってないですね。男優がブログをやる方がおかしいって思ってますので。古い人間なのかもしれないですけど、そこまで自分をアピールしようと思ってませんし、アイドルでも有名人でもありませんし(笑)

─だからこそミステリアスな存在なんですよね。
笹木 ははは…。

─男優さんになる前はどんなお仕事に就いていたのですか?
笹木 舞台役者をやってました。全国を回ったり、ちょっとした海外の公演にも参加させて貰った経験があります。児童系の劇団でそれほど大きな劇団ではなかったのですが、仕事はたくさんありましたね。でも、なかなかそれで食っていけるまでに至らず…。

─役者さんになったきっかけは?
笹木 スカウトですね。最初は高校生の頃、マリン系の「F」のつく雑誌のモデルをやっていまして、南青山にあるプロダクションに所属していたんです。そこに話が来たんです。身長が高くて舞台ができる人材を探していて、それで19歳の時に役者の道に進みました。モデルは高校卒業と共に一旦辞めまして、その後、土日だけという話で舞台に立っていたんですけど、どっぷりハマりまして。

─元マリン雑誌のモデルさん!? 
笹木 はい。趣味がマリンスポーツなので。

─男優さんの中でもモデル出身の方は珍しいのでは?
笹木 そうだと思います。若い時の写真は残ってないので、お見せでないんですけどね。男のモデルで自分の写真を持って帰るのは相当なナルシストだけでしたから。

─舞台の世界からAV男優の道に入ったきっかけは?
笹木 二十歳の頃、通っているレストランが新宿にあったんですよ。暇なときには顔をだしてご飯食べたりお酒を飲んだりしていたんです。その2階に雀荘があってコーヒーを運ぶお手伝いをしていたんですけど、そこで運命の出会いがあったんです。

─どなたですか?
笹木 AVの撮影現場などに照明器具をレンタルしている照明会社のエルテ宮川社長です。ある時、お店が地上げにあって無くなってしまって、しばらくあっていなかったんですけど、レストランの社長から電話がかかってきたんです。どうやら、彼は宮川さんの現場を手伝っていたらしいんですけど「お前みたいなのがやらなくちゃダメだ!」って言うんです。でも、最初は男優はできないと断っていたんですよ。ところが半年くらいして照明の手伝いをすることになったんです。そこでまた運命の人に出会いまして…。

笹木

─次のキーパーソンとは?
笹木 K藤鷹さんです! 

─加藤鷹さんですね?(笑)
笹木 いえいえK藤鷹さんです(笑)。その日は、芳友舎(現h.m.p)の現場だったのですが、彼の演技があまりに酷かったのでいてもたってもいられずに、思わず前にでてしまったんですよ。「なんですか? あんな芝居でいいんですか!」って。

─あのK藤さんに?(笑)
笹木 そうです。それで彼に「そこまで言えるなら、お前やってみろ。できんだろ?」って言われまして、次の現場に出ることになったんです。AV男優としてね。引くに引けない自分もいましたし、若いしいろんな世界をみてみようって思って、受けることにしました。

─人前でセックスをすることに関して躊躇はなかった?
笹木 カメラが回って本番が始まるまでは戸惑いはありました。でも、もうセッティングが終わって本番になったら、もうやるだけ。当たって砕けろって、それだけですよ。

─初めての作品は覚えていますか?
笹木 作品名や女優名までは覚えていないんですけど、自分の役柄は体育教師だったかなと思うんですよね。共演の男優は栗原良さんでした。

─それもまた凄い出会いですね。栗原さんも現役の役者さんでしたよね?
笹木 そう。だから芝居に関しては凄く栗さんにリードしてもらいました。僕の名前の『良一』っていうのは、栗さんの名前を頂いているんです。良さんと一番最初に仕事したから『良一』。

─舞台の芝居とAVの芝居は違いましたか?
笹木 違いましたね。舞台は何カ月も前から台本を貰って台詞も一語一句間違えないように覚えるんです。でも、AVの台本はその日の朝に貰って、台詞も意味さえあっていれば語尾を間違えたってかまわない。アドリブをいれて、どんどん展開していければなお結構と。そういう意味で、AVの芝居は台本を覚えてどうこうする作業ではないんだなと分かったんです。だから、今でも朝一番に台本を貰った後が一番集中するんです。そこで流れを頭に全部いれて一度声に出して台詞を読むんです。そうすると本番では活字で台詞がでてくるんです。

─最近では「よ〜いスタート」の一言いきなりセックスが始まる作品も多いですよね?
笹木 そうですね。そういう作品であっても、2人の関係性というのを事前に頭の中で組み立ててからセックスに臨むようにしています。いきなり始まるセックスであっても僕は役を演じているんです。そういうやり方でないと僕はできない。だって、「スタート」と言われていきなりセックスできる女の子に誰が興味を持ちますか? 街から拉致られてきていきなりセックスできる? そんなのおかしいでしょ? 僕が観ている立場なら魅力は感じないな…。だからドラマの方が好きですね。

─「よし、今日は頑張るぞ!」と思う作品のジャンルは?
笹木 ジャンルというより、前日の疲れが残っている時は「よし、今日は頑張るぞ!」って気になりますね。「今日も手加減できね〜ぞ!」と。

─手加減しないですか…(笑)。私はその渋いお声で女の子を折檻したり追い詰めていく笹木さんに萌えているのですが、そういった凌辱系はお好きですか?
笹木 嫌いではないです。女性って表情が変わっていく方が魅力的だと思うし、変わらないなら変えてあげたいし、変わっていく姿を見たいし、教えてあげたい。本当のあなたはこうなんですよ、と。

─では、女優さん自身も知らなかったMっ気を知らず知らず引き出されているということもあるのでは?
笹木 多いですよ。自分のことを知らない女性は多いですから。

─笹木さんご自身はSっ気があるのですか?
笹木 Sな責めは芝居の一部ではありますけど、Sっ気ならあると思います。縛ること自体は嫌いじゃないですし。

笹木

─凌辱作品が得意な監督にインタビューした時に、これまでノーマルなプレイしか経験のない女の子を初めて調教する時には、笹木さんが一番だとお話されていました。何も知らない子を調教する際に気を付けていることは?
笹木 いきなり痛みからじゃだめなんですよ。快感を与えつつ、知らないうちに痛みを与えてあげるんです。愛撫しながらちょっとしたツネってみたり、スパンキングしたり。そうすると女の子は「あれ?」って顔をするんですけど、繰り返すうちに痛みに対して受け入れ始めるんです。その後で縛っていって自由を無くすんです。そこでちょっとずつ刺激を与えて、そこで信頼関係を作っていくんです。ギリギリを見極めて解放してあげる。飴とムチですよ。それを同時に与えつつ、最後に思いっきり飴を与えるんです。

─そうするとM女が仕上がるんですね。その時の心境は?
笹木 また、やっちゃったな…って(笑)

─どんな女の子が調教しがいのあるタイプなんでしょうか?
笹木 簡単に言えば、まだ自分を偽っているというか本当の自分を隠している女の子ですね。周りを意識していてだせないんです。そうい子に人目を消してあげるのが僕たちの仕事だと思っています。
─ひゃっ…それはドキドキしますね。でも、中にはパートナーの前でも恥ずかしい姿をさらしたくないと言う女性もいますよね。そんな女性にアドバイスはありますか?
笹木 それは難しいですね。人それぞれだと思うので。だから、僕が言えることは、僕自身が経験を積むことでいろいろ学んだように、あなたもまたいろんな経験を積んで学んで下さいということ。あなた自身い問題があるわけではなく、お互いにね。何もしなければ何も始まらない。お互いがお互いを見つめあっていないと。それを伝えるためには、帰りに手土産を買って帰るだけでいいんですよ。
─なるほど。普段から意識している証ですものね?
笹木 そうです。僕も気を付けていることです。男と女は考え方が違うし、言い合いになったら女性が強いって思うんです。だから、僕は、そうなったら何も言わずうちのかあちゃんを支えて行こうって決めているんです。うちのかあちゃんは頑張ってくれていると思うし。「かあちゃん、愛してるよ」ってお土産を買って帰るんです。

─ご結婚されて何年ですか?
笹木 もう10年以上ですね。付き合いを含めると18年。出会いが出会い一概に夫婦円満の秘訣は話せないんですけど…。

─その出会いの話しはシークレットですか?
笹木 いや、長くなるので(笑)ただ、この人を一生かけて守っていこう。そう思ったから結婚しようと思ったんです。

Sasaki 04

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ということで、前半はここまで。
演技への情熱がAV男優への第一歩となったという貴重なお話に、驚かされっぱなしになっていた私。そして、気になっていた調教プレイの秘密から、まさかの「かあちゃん愛してる…」発言には、思わず赤面してしまいました。

さて、ここで紹介した記事はインタビューのほんの一部。この他にも「調教しがいのある女性のタイプ」「調教撮影に女優さんだけにしか聞こえない声で話している言葉」など、気になるお話をたっぷり聞きました。気になる続きはぜひピーチジョイ本編映像をご覧くださいね!

(インタビュアー=文月みほ)

 

 

 

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fumiduki

1998年より毎月100タイトルに及ぶAV評を執筆し、これまでの累計AV視聴本数は1万本以上。さらに、インタビュー、撮影現場取材、イベント取材なども精力的にこなし、取材したAV女優・AV男優の数は500名に及ぶ。 男女問わずAVの魅力を伝えることに尽力し、豊富な知識を活かして『女子萌えAV研究室』を設立。女性が安心して楽しめるAV作品の発掘をライフワークとしている。 執筆媒体は、AV専門誌をはじめ多数。近年は、AV作品の脚本・演出や、AVイベントのプロデュースも手掛けている。

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