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女性に人気のアイドル系監督・嵐山みちるさんに直撃インタビューをしてきました。

投稿日:2014年12月18日 更新日:

女性AVファンの皆様、こんにちは!

人気AV男優達によるセクシーユニット『GOSSIP BOYS』(しみけん/黒田悠斗/森林原人/ぽこっしー/藍井優太/※敬称略)の生みの親として、女性からの熱い期待を背負っている嵐山監督ですが、なんと女性向けの媒体で取材を受けた経験は初めてなんだとか。AV監督になったきっかけから『GOSSIP BOYS』まで、貴重なお話をたっぷり聞いてきましたよ!

嵐山みちる

─まずは、AV監督になったきっかけを教えて下さい。
嵐山 僕は、元々テレビ業界にいたんですよ。でも、テレビとはいってもスポーツ系だったんですよ。野球のシーズン中は中継ばかりで、そろそろ新しいジャンルにも携わりたいなぁと思った時に、ドラマ、お笑い、映画、音楽っていろいろ考えて、その中にAVもあったんです。

─では、AVもお好きだったんですか?
嵐山 ヘビーユーザーではないんですけど、それなりに好きで観てましたね。でも、女の子が好きとか、裸が好きとか、セックスが好きということではなく、もっと純粋にAVってどうやって作られているのかに興味を持ったんです。外部の人間から見ると、アダルトビデオって怖い人が作ってるのかなって思いますよね。僕も、そのイメージがあったので、怖い人が出てきたら辞めればいいかなって思って、まずはやってみようって思ったんです。

─創作活動をしたいと思っていたのですか?
嵐山 そうなんですよ。映像の仕事に就きたくて、大阪にある映像系の専門学校に行っていたんです。地元が京都なので。

─男優の仕事にも興味はあったんですか?
嵐山 それは全くないです。実はね、最初の面接のときに自分が出るのは絶対にイヤだと主張したんですよ。その時は、出なくていいという話だったんですけど、数ヶ月後には観覧車の中で女の子にフェラさせてました。まぁ、仕方ないんですけど(苦笑)

─テレビのお仕事を辞めてまでAVの世界に行くことに、周りから反対をされませんでした?
嵐山 いえいえ、友達からは『おもろいやん』って言われましたね。普通の仕事ではないとされている世界ですからね。それに、地上波のテレビを作ってる人が偉いってわけではないし。まぁ、世間的にはAV監督の方が下にみられがちですけど、それは人それぞれの価値観であってね、他人の評価でしかないので、僕は気にしてません。

嵐山みちる

─そうなんですね! AV界に入った印象は?
嵐山 当時、2007〜09年あたりまではAVバブルと言われていて、何撮っても、誰が撮っても、そこそこ売れたんです。半年はADをやっていたんですけど、スタッフたちをわりと客観的に見ていて「こんなんでよく映像の仕事ができるな〜」って思いました。

─なんと、自信満々な感じですね(笑)
嵐山 いえいえ、自信満々とかではなくて、常識で考えて、それでいいんだ〜ってレベルの人が多かったんですよ。クオリティを求められてなくって、それでも売れてたので良しとされていたんですよ。いろいろ、ダメな部分の方がいろいろ見えちゃって、飽きれていたことの方が多いかも。でも、それが勉強になったからよかったんですけどね。

─反面教師になったんですね。初監督の作品は?
嵐山 (h.m.pに)入社して半年でオムニバスの中のひとつを任されたのが初めてですね。最初の作品は企画ものなので、作品名も女優さんの名前も覚えていないんですけど、単体作品は女性におすすめするには、ちょっとえぐい内容なんですよね。

─でも、ファンの方は気になると思いますので、ぜひ!
嵐山 星アンジェという女の子の『最高級ドM 失禁×号泣×凌辱』。彼女をホテルに監禁してバチボコにして調教するという作品です。当時のプロデューサーからの指示で作った作品で、今見ても可愛そうになりますよ。でもね、映像で見るとかなりエグいんですけど、現場は凄い和やかだったんです。

─そうなんですか!? (※後でサンプル動画を確認しましたら、札束を投げつけて「これで買わしてもらおか!?」と脅迫したり、かなりオラオラ系の関西弁で責めてました!)
嵐山 映像では、関西弁で言った方がいいかな〜って思って、あえて下品な言葉で責めてたりしてるんです。でも、あんな言葉、普段は使わないですから(笑)

─安心しました(笑)
嵐山 でもね、それが凄いインパクトがあったみたいで、最初はそういう路線が続きましたね。映像的にはハードなんですけど、でも現場では女の子と信頼関係は築けているので、カメラが止まったらめちゃ仲良かったですよ。信頼関係がないと、そういうエグいものって撮れないですから。

─では、カメラが回った途端に急に人が変わるんですね?(笑)
嵐山 そうそう(笑)。途中でも女の子が辛そうだったら、撮影中でもかまわずカットかけますから。本当はね、ハードなのは好きじゃないんですよ。

嵐山みちる

─ということは、性癖としてはSではない?
嵐山 それ、本当によく聞かれるんですよね。熟女の作品も撮っているんですけど、そこでもSっぽい内容が多いので。僕、今、31歳になったんですけど、20代後半くらいから『僕はMなんじゃないかな〜』って思ってるんですよ。

─え〜!? 何を根拠にMだと思ったんですか?
嵐山 Sってね、やれと言われればやることはできますけど、それで興奮はしてないですよね。興奮してなかったら性癖とはいえないじゃないですか。それよりは、年上の女性に「何してるの! だめね」って叱って貰う方が嬉しいんです。怒られると言うより、優しく包んでくれる感じ。あと痛いのもイヤです。きっとわがままなんですね(笑)

─う〜ん。今の嵐山監督の作風から察するに『ロマンティックなサディスト』というイメージが強いのですが…。
嵐山 あぁ、ロマンティックはロマンティックですね。自分でロマンティックというのも何なんですけど(笑)

─女優さんを優しい目で見守りつつも、切り込んでいく場面はグイグイと入り込んでいきますよね? それで私はそう感じたんですけど、性癖と作風が完全に一致するわけではないんですね?
嵐山 う〜ん。性癖と一致してるのかどうかは、たしかにまだ分からないですね。実はね、Mかと思ってるのも勘違いかもしれないし、自分の性癖というものに関しては、自分自身もよく分かってない部分があるんですよね。

─たしかに性癖って単純に思えて、SかMで分けるとなると複雑ですものね? それは、これまでいろんな経験をしている人ほど分からなくなるものですし。
嵐山 そうですね。性に関してはフラットに捉えているので、いろいろ試してきましたから。だから、性癖をそのまま作品で出せてる方って羨ましいですよね。

─では、性癖そのものを探求している最中なんですね〜。
嵐山 そうですね、うん。

嵐山みちる

─プライベートでは、どんなセックスがお好みなんですか?
嵐山 超ノーマルっすよ(笑)。強いて言うなら、女の子の要求にこたえることが多いかな。女の子が首絞めをして欲しいというならしますけど、自分からお尻をバシバシ叩くようなことはしません。だから、普段のセックスを撮影したら、超普通になってしまうと思います。あ、もっとエピソードあった方がよかったですよね(苦笑)

─いえいえ。でも、最近ではイベント出演の機会も多いですし、女性ファンからもこういった話を聞かれるのでは?
嵐山 聞かれますね。でも、イヤじゃないんで、ありのままに答えますよ。ありのままにね(笑)

─今年、女性に向けて【eS(エス)】レーベル(ワニッチ)を発足されましたが、立ち上げのきっかけは?
嵐山 『GOSSIP BOYS』を始めるにあたって、既存の内容とは違ったので新たなレーベルを立ち上げた方がいいだろうなと考えて作りました。はじまりは『GOSSIP BOYS』ありきなんですけど、将来的にはそれ以外の企画もやっていきたいのでレーベルという形にしました。

─ちなみに【eS(エス)】の由来は?
嵐山 『enjoy SEX』の頭文字です。

─そもそも女性向け作品を作ろうと思ったきっかけは?
嵐山 神谷まゆの『日常』という作品がありまして、その中に女性に人気の男優の一徹が出演していたことで女性に注目して貰えたんですよ。そこで初めて女性からの声を聴く機会ができて、また作って欲しいとの声があったので、女性に向けた作品を作ることも楽しいのかなと考えるようになりました。でも、もう前にやったことと同じようなものは作りたくなかったんですよ。後、他でもうやっている恋愛ドラマやハウツーも。それなら、僕は違うことがしたいと思って、ドキュメンタリーなものになったんです。

─1人の女の子を、しみけんさんをはじめとした5人の人気男優が取り囲んで乱交スタイルのセックスを行っていますよね。かなり奇抜な内容ですが、今後もこのスタイルで続けていかれるんですか?
嵐山 どうでしょうね〜? 普段の撮影とかける能力があまりに違いすぎるので、いつまで持つかどうか。台本なんかもきっちり決まってなくて、僕がその場でカメラを回しながら舵取りをするんです。と、言っても本当に簡単な指示だけで、あとは勝手にいろいろ怒ってるので、僕はそれを撮影するだけ。面白いと思ったら、女優のセックス撮るより、男優がふざけあってる方を優先したりするので、一般のAVではありえないことをやってますよ。

─女性向けということで、既存の撮影法とは違った方法を試しているんですか?
監督 そうです。いろいろ試しているんです。

嵐山みちる

─そして、2014年12月発売の最新作『GOSSIP BOYS episode3』では、また新たな試みに挑戦されるとか?
嵐山 はい女性限定の上映会を行います。AVって一人で観るものという既成概念がありますけど、でも、このシリーズは一人で観るよりみんなで観た方が面白いんですよ。で、みんなでケラケラ〜って笑って、そういう時間を共有できたらいいなって思って上映会を行うことにしたんです。

─今、嵐山監督も出演されている『テレクラキャノンボール2013』が全国上映を行っていて、女性の間でもかなり話題になっていますよね。あれをきっかけに女性同士がAVの情報交換などを行っていますよね。
嵐山 そうなんですよね。『GOSSIP BOYS』はテレキャノとは内容が違いますが、女性に興味を持って貰えるという点では共通したものがありますね。

─今後、eSレーベルでの『GOSSIP BOYS』以外の女性向け作品の構想を教えて下さい!
嵐山 今のところはまだ何とも言えないですね。僕は、女性向け以外の作品も撮っていますので、その中で考えもいろいろ変わるかもしれませんし。ファンの方々の意見も反映したいとは思いますが、全部叶えることはできないかもしれませんし。正直、ムチャクチャ言ってくるな〜って意見もありますからね。

─そうなんですね!?
嵐山 これまでないものをやってるわけですから、ないものを観て驚くのは当たり前ですし、いろんな意見があるのは当然ですから、それでいいんだと思ってます。10人から意見を貰って9人に否定されるのもいいとも思っていますし。反対すると言うのは、その方の中に思考が生まれたという証ですからね。

─嵐山監督の作品を観て、なんにも心に響くものがなければ、意見を寄せることもしませんしね? 私も女性がAVに対してそこまでの感情をいだくことになったことを嬉しいと感じます。
嵐山 そうそう。あまりユーザーさんの意見ばかり組んでいくと、つまらない作品になってしまうので、一つ一つの意見に左右されることはしないつもりですが、どんな意見も結局はプラスに作用しますからね。新しいものを生み出すためには、こちらのエゴがないとダメだと思っていますので。

─なるほど!
嵐山 というのも、一般のAVは監督のエゴはだせないし、男優色も消さないといけないんです。ユーザーの意見を組んで作っているからです。でも、僕はそういうビジネス色が強い作品を作っていくのも嫌いではないんです。でも、それとは違うものをやると決めたからには、突き詰めていきたいし。

─では、そういった嵐山作品を作っていく中で、男優さんに求めていることはありますか?
嵐山 若い男優たちには、もっと厳しい現場を積んで貰いたいですね。優しい現場ばかり経験してても成長できませんから。例えば、物凄いゴツゴツした岩場の中で痛みを堪えてセックスするとか、女の子がアソコを痛めてもうセックスができないという状況でもセックスを強行するとか、そういったどう考えても理不尽な環境や凄まじいシチュエーションを経験しないと、ただ撮影経験が積まれるだけで成長はできないですよ。

─撮影であろうとも一瞬の恋愛感情を求める監督もいますが、嵐山監督は違うんですね?
嵐山 はい。しみけんや森林くんなんて、そういう理不尽な現場を超えてきているから一流になったんですから!

─女性のみなさまにメッセージをどうぞ!
嵐山 みんなで大きなスクリーンでAVを観る機会はそうそうないでしょうし、『GOSSIP BOYS』はそもそも普通のAVではないですからね。凄く笑えると思うし、体験できない楽しみを知って貰えると思うので、ひとりでも多くの方に来て欲しいですね。

嵐山みちる

【嵐山みちる プロフィール】
1983年 京都府生まれ
2007年 AV業界に入る
2014年 女性向けアダルトレーベルeS(エス)始動
eS公式サイト:http://esav.jp/

【イベント情報】
2週連続やっちゃいます!!
「みんなで観よう、痛快エンターテイメント
アダルトビデオ GOSSIPBOYS」

日程:12月20日(土)/27日(土)
会場:レフカダ
OPEN 18:30 / START 19:00
前売り 2,500円/当日 3,000円

出演:
しみけん(AV男優)
森林原人(AV男優)
黒田悠斗(AV男優)※20日のみ
藍井優太(AV男優)※27日のみ

MC:
嵐山みちる(AV監督)

詳しくはレフカダ公式サイトにて。http://lefkada.jp/

取材・写真・文=文月みほ(女子萌えAV研究室・室長)

【女子萌えAV研究室ブログ】
http://blog.livedoor.jp/fumimiho-jk/

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fumiduki

1998年より毎月100タイトルに及ぶAV評を執筆し、これまでの累計AV視聴本数は1万本以上。さらに、インタビュー、撮影現場取材、イベント取材なども精力的にこなし、取材したAV女優・AV男優の数は500名に及ぶ。 男女問わずAVの魅力を伝えることに尽力し、豊富な知識を活かして『女子萌えAV研究室』を設立。女性が安心して楽しめるAV作品の発掘をライフワークとしている。 執筆媒体は、AV専門誌をはじめ多数。近年は、AV作品の脚本・演出や、AVイベントのプロデュースも手掛けている。

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